おしらせ
自立訓練、就労移行訓練、夏もがんばってます!見学はいかがですか?
新型コロナウィルスで外出などの規制が続く昨今ですが、皆さま何をしてすごされているでしょうか。
川内自興園の自立訓練事業、就労移行支援事業はそんな中でも元気に活動しています。
今回は6月から8月にかけての訓練の一部を掲載いたします。
6月から8月にかけては大雨、猛暑、コロナウィルスによる自粛で自立訓練、就労移行訓練でも中々外出や企業訪問ができず、実習もお願いできないという日々が続きました。
しかし、それなら室内で、園内で出来ることを頑張っていこう!
みんなそんな思いでたくさんの訓練を行いました。
交通マナー訓練
上記の写真は座学で行った交通マナー訓練の一部です。
この時は自転車や原動機付自転車が起こりやすい事故を学習しました。
まずはプロジェクターで事故が起こりやすい場合の映像を見てもらい、その後で車の構造を説明してから実際運転席に乗ってもらい、どの位置の人が運転手から見えないかを実際に体験してもらいました。
画像や文章だけの説明ではわかりにくい為、実際に見て学びたいという職員と利用者との話し合いから行った訓練です。
品出し、接客、レジ打ち、買い物訓練
当園では就労をする前に必ずと言っていいほど、企業に実習期間を設けてもらいます。しかし、今はコロナで実習をすることは出来ません。そこで実習の練習を行いました。上記の6枚の写真は、園の中にある洗剤やお菓子、ジュース缶などをバックヤードに想定した場所から取ってくる品出しの訓練と指定された物を買う訓練、レジ打ちと接客訓練を同時に行った時のものです。レジや物を買う際も本物に似せた練習用の紙幣、硬貨を用いて出来るだけ実践に近い訓練ができるようにしました。
この訓練をする前にお金の計算や言葉遣いの訓練などもしていましたが、やはり現場に近い状況ではなかなかうまく言葉が出てこない、レジ打ちや品出しに間違いが出るなど、実際に『働く』ということがどれだけ大変なのか少しでもわかってもらえたかと思います。
さて、これまで訓練、座学と堅苦しいことばかり書いてきましたが、自立をするためには、ただ働く訓練をすればいいわけではありません。
当園では自立訓練、就労移行訓練の中で次に紹介するような活動もしています。
調理実習訓練、生産訓練
調理実習訓練では、様々な調理に挑戦しました。餃子を100個みんなで作ったり、天ぷらなどの揚げ物をしたりすることもあります。
焦がしたり、味付けが濃くなったりすることだってあります。けれど失敗も経験。
成功も失敗も楽しみながら、皆で協力して作ることで協調性や連携が生まれ、料理の味もより一層美味しく感じられました。
生産訓練ではペットボトルの容器やあまり布などを使った鉢植え、小物入れや手作りキーホルダーを作ったりしました。手先の器用さ、集中力を上げるための訓練ではありますが、これで他の小物づくりなどに興味を持たれ、趣味や余暇時間の過ごし方を見つける大切な機会となった方もいらっしゃいました。
日々を充実して生きるためには、ただ働ければいいというわけではありません。毎日の食事や、趣味などによる余暇の充実も大事な自立の一歩です。私たち自立、就労移行訓練ではこんな毎日を過ごしています。利用希望者を募集していますので、興味のある方はご連絡の上、見学などいかがでしょうか?お待ちしております。