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2015年07月28日 16:45
ふれあいの塔が移設されました
川内自興園の正面玄関前に、新しいモニュメントが完成しました。
中村晋也先生作「ふれあいの塔」です。
このふれあいの塔は、川内自興園の前身施設である川内厚生園の敷地内に建っていた作品であり、
長年にわたって利用者さんたちのくらしを見守ってきました。
そしてこの度、川内厚生園の取り壊しが決定したため、現在の川内自興園玄関前に移設されました。
作者である彫刻家、中村晋也先生はフランスにて彫刻を学ばれた後、多くの作品を発表し、
その功績をたたえられ文化勲章を受賞されるなど、日本を代表する芸術家とも言える方です。
アトリエを構えていた鹿児島市松元に「中村晋也美術館」を設立し、現在も精力的に制作活動をされ、
日本を代表する作品を生み出し続けていらっしゃいます。
また、鹿児島市甲突川河畔「大久保利通像」や、鹿児島中央駅「若き薩摩の群像」など、
鹿児島のランドマークとも言える作品を手がけた方でもあります。
記念すべき移設工事完了の日には中村先生が来園され、私たちと共に竣工を見守って下さいました。
このすばらしい芸術作品が、利用者さんの毎日を素敵に彩ってくれることでしょう。
これからの川内自興園を、あたたかく見守っていってもらいたいと思います。